2025.5.5
【トレーナー目線で語る】メンタルが落ちた時の対処法 ～心と体はつながっている～
はじめに
誰にでも「なんとなく気持ちが沈む日」や「やる気が出ない時」はあります。
パーソナルトレーナーとして、日々多くのお客様と接する中で感じるのは、「心と体は密接につながっている」ということ。
今回は、メンタルが落ちたときに体から整えるアプローチを中心に、私の経験をもとにアドバイスをお届けします。
✅ メンタルが落ちた時に起きる“体の変化”
呼吸が浅くなる
姿勢が崩れる（猫背・うつむき気味）
筋肉がこわばり、肩や腰が張る
睡眠の質が下がる
食欲の変化（食べすぎ・食欲低下）
これらはすべて、心の状態が体に現れる「サイン」です。
💡トレーナーが勧めるメンタル対処法
1.とにかく“動いてみる”こと
軽い運動でも構いません。
・ウォーキング
・ストレッチ
・簡単な自重トレーニング（スクワット・プランクなど）
運動によって分泌されるセロトニンやエンドルフィンは「幸せホルモン」と呼ばれ、気持ちを前向きにしてくれます。
🔑「頑張る」じゃなくて「体をほぐす」くらいの気持ちでOKです。
2.“姿勢”を正す
落ち込んだとき、人は自然と前かがみになります。
逆に言えば、姿勢を起こすだけでも気分は変わるのです。
・胸を開く
・背筋を伸ばす
・深く呼吸する
鏡の前でニコっと笑ってみるのも、意外と効果的です。
3.「できていること」にフォーカスする習慣を
パーソナルトレーニングでもよくあることですが、人は「できていないこと」ばかりに目が向きがちです。
「今日は運動できた」「外に出た」「5分だけでも歩けた」
そんな小さな成功体験を自分で褒めることが大事です。
4.誰かに“話す”ことも運動のひとつ
気持ちが落ちている時、無理に孤独に耐える必要はありません。
・友人との会話
・トレーナーとの雑談
・SNSでの軽い発信
感情を外に出すだけでも、かなり心が軽くなります。
🧘♂️おすすめのストレッチ＆呼吸法（イラスト素材リンク）
深呼吸＋胸開きストレッチ（姿勢リセット）
キャット＆カウ（自律神経整える）
首・肩まわりのリリース
👉イラスト参考：イラストAC「リラックス ストレッチ」
まとめ：心と体をセットでケアする
メンタルが落ちた時は、まず「体」から整えてみるのがおすすめです。
無理をせず、でも**止まりすぎずに“ゆるく動いてみる”**こと。
それが、自然と心のエンジンを温めてくれます。
🌱最後に（トレーナーからのメッセージ）
落ち込む日があっても、それはあなたが「人間らしく生きている証拠」。
そんな日は、自分を責めず、「今日は体を休める日」と捉えましょう。
そして明日、また一歩動き出せばいいんです。
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