2025.4.25
アルコールが筋肉に与える影響とは?トレーニー必見の真実
筋トレ後のビール、最高にうまい。けどちょっと待って!
「飲酒が筋肉に悪いって聞いたことあるけど、実際どうなの?」
今回はそんな疑問に答えるべく、アルコールが筋肉にどんな影響を与えるのかをわかりやすく解説します。
1. 筋肉の合成を邪魔する⁉
筋トレをした後、体は「筋タンパク質合成」という作業を始めます。これは筋肉を修復・成長させるための大事なプロセス。
でも、アルコールを摂取するとこの合成スピードが落ちると言われています。つまり、せっかくのトレーニングが無駄になりやすいというわけ。
ある研究では、トレーニング後にアルコールを摂取した場合、筋タンパク質合成が約20〜37%も低下したという報告も。これは結構なダメージです。
2. テストステロンの低下
筋肉を育てるためには「テストステロン」というホルモンが必要です。
ところがアルコールはこのテストステロンの分泌を抑えてしまう作用があります。
特に大量飲酒(ビール中ジョッキ3杯以上)になると、この影響はさらに大きくなります。
つまり、お酒をたくさん飲めば飲むほど、筋肉の成長スイッチがOFFになりやすいということ。
3. 回復を遅らせる
筋トレをすると、筋肉には小さなダメージが起きます。
通常は睡眠や栄養によって修復されていくのですが、アルコールを摂ると睡眠の質が下がり、回復スピードがダウン。
さらに、アルコールには脱水作用もあるため、体内の水分バランスが崩れて筋肉のパフォーマンス低下にもつながります。
4. とはいえ、完全NGではない
ここまで読んで「もう一生飲めないのか…」と思った人、安心してください。
適量ならOKです。
たとえば、週に1〜2回の軽めの飲酒(ビール1杯やワイン1杯程度)なら、そこまで深刻な悪影響はないとされています。
むしろ「我慢のストレス」が筋トレに悪影響を与えるケースもあるので、上手にバランスを取りましょう。
まとめ:飲むなら“タイミング”と“量”に注意!
アルコールは筋肉の成長にブレーキをかける要素がたくさん。
でも、全く飲んではいけないわけではなく、「筋トレ直後は避ける」「飲むなら控えめに」というポイントを押さえればOK!
筋肉を育てながら、お酒との上手な付き合い方を見つけていきましょう🍻💪